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 平成27年度住生活月間フォーラム開催結果の概要

 テーマ:「既存住宅ストックの維持・向上と活用」
     ~豊かで持続可能な住生活を実現するために~

 平成27年度住生活月間フォーラムを、平成27年10月27日(火)13:30から、住宅金融支援機構本店1F「すまい・るホール」(東京都文京区)にて開催いたしました。
 
 
 我が国において、住宅ストックが量的に充足する中で、これまでの「住宅を作っては壊す」社会から「いいものを作って、きちんと手入れして、長く大切に使う」社会へと移行することが重要となります。
 今回のフォーラムでは、既存住宅の維持・向上と活用について造詣の深い方々を招いての講演やパネルディスカッションを通じ、既存住宅を適切にメンテナンスし、必要に応じてリフォームし、多世代にわたり使っていくシステムの構築について考え豊かで持続可能な住生活の実現に向けた、これからの方向性を探ることを目的といたしました。

 
        
主催者挨拶 (住生活月間実行委員会 会長 那珂 正)

 
    
     来賓挨拶 (国土交通省大臣官房審議官 杉藤 崇氏)

 基調講演では、講師である 池本 洋一氏((株)リクルート住まいカンパニーSUUMO 編集長)から、我が国の住宅市場の現状について、新築物件、中古物件別に詳細なデータを交えて、ご説明いただきました。また、日米の住宅市場の比較から、あまり我が国において活用されていない中古住宅について、資産価値を維持していく方法や新たなる活用方法等のご紹介がありました。

 

 休憩をはさみ、コーディネーターの島原 万丈氏((株)ネクストHOME'S総研 所長)が3名のパネリストをご紹介し、パネル・ディスカッションのテーマに対して、前提条件となる住宅ストックの維持・向上に関しての我が国の現実を問題提議として、ご説明がありました。

 

 中林 昌人氏(優良ストック住宅推進協議会[スムストック] 事務局長)からは、既存住宅ストックの維持・向上について、優良ストック住宅推進協議会の活動や実際の取り組みをご紹介いただきました。また、中高住宅市場活性化に向けて、住宅として資産価値を落とさないための方策として、住宅維持管理業者登録制度のご提唱をいただきました。

 

 吉村 真代氏((株)STAYCATION 代表取締役)からは、既存住宅ストックの活用について、我が国ではまだ馴染みが薄いバケーションレンタルやホリデーホーム、自社で展開されている Nowhere resort
~暮らすように介在する海辺のリゾート貸別荘~ 等のご紹介をいただきました。

 

 また、池本 洋一氏((株)リクルート住まいカンパニーSUUMO 編集長)から、既存住宅の活用アイデアについて、サロンスペースやヨガスタジオ、パン屋さん、宿泊施設等への実際の住宅活用事例をご紹介いただきました。

 

 フリーディスカッションでは、既存住宅の活用において、資産価値を落とさないための維持・メンテの方法、地域一体となった連携の必要性、さらに住宅以外での用途で活用していく等の方策など、様々な可能性についてのご意見がありました。
 
 本フォーラムは多数のご参加があり、盛況に開催いたしました。
 この場をお借りしまして、多数の皆様のご来場に感謝の意を表するとともに、ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。
           
(平成27年10月28日掲載 住生活月間実行委員会)

 フォーラム開催(H27)のご案内はこちらからご覧いただけます。

 

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